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およそ【文学】とは言い難いけれど。

みなさまのコーヒーブレイクのおともにでもなれば・・・。

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~ あとがき ~


第二部掲載を終えて
 

今回も長いお付き合い、ありがとうございました。感謝いたします。
第一部よりも少し短めの作品でしたが、比較的短く分けての
掲載でしたので、思ったより長くかかってしまいました。

それでは、いくつかの点について少しお話を……。


①萩原と智子について

この二人の一件については、きっといろんな感想をもたれるの
ではないかと思います。しかも、かなりお怒りの。それが
当たり前の意見でしょうね。

現実には離婚した夫婦ではほとんどあり得ないと思います。
小説ならでは。

まず、智子が萩原に対してああいう気持ちを持つかどうか。
女は現実的であっさりしてるから、今の生活で一応の安定が
得られているのに元亭主にああいうアピールは出てこないかなと。
でもまあ、そこはフィクションの世界。こんなストーリーも
あっていいのでは? って感じです。読んでいる皆さまに
ちょっと虚構の世界を覗いてもらいましょうと。
ところがそれでかなりムカつかれたとしたら、申し訳ない限りです。
ワタシ的にはそれでもぜんぜん大丈夫なんですが、ひょっとして
精神衛生上良くない? かな……。どうでしょう。

男の「弱さ」「みっともなさ」を表現してもらった萩原。
確かに男って、女と間違いを犯したと思っても、友達のところに
泣きを入れに行くなんてないのでしょうね。
実は鍋島と芹沢に反応させることで三人の考え方の違いを
表現したくて行かせました。
さらにその上で芹沢には鍋島に「優等生ぶって、ムカつくんだ」と
嫌悪感をぶつけさせたかった。
萩原には災難だな。
彼にはいったんこれで主要登場人物から外れ、以降は
脇役としてちょこちょこスパイスを効かせる役目に回って
もらいます。
 

②行動描写について

具体的にひとつひとつの場面を挙げることはできないけれど、
例えば一条が塾の前で襲われた場面なんかは、
事実
ああいうのは自分の経験には無いことを書いてるわけで、
状況をいかにリアルに表現するかが難しかったです。
まさに想像力の勝負でした。
だからそんな行動の描写がうまく伝わっていれば嬉しいの
ですが……。
 

③一条の服装について

たとえばヒール。あれは、実は意図的に履かせています。
つまり今回の時点では彼女は、
「エリートのレールに乗るのはイヤ、現場主義で行きたい」
などといっぱしの理想を掲げているくせに、しょせんはプライド
高き世間知らずのお嬢さんなので、動きやすいパンツスタイルや
スニーカーを履くような
「現場の刑事としての自覚」
が無い。そこを表現したつもりです。
もちろん、お洒落な格好をしてないと芹沢との恋が成立しない
っていうのもあるのですが。
 

④結末について

さて、意外だったでしょうか。ある程度予想できるものだった
でしょうか。
どちらにしても、満足いただけさえしたら、「やったネ」と
ガッツポーズの気分なのですが……。
本当は美登利が全部一人でやったことにしたかったのですが、
いくら好きな男を殺された暗い感情に支配されたとしても、
一応はまともな生活を送っている女子中学生に単独犯行は
無理だと判断して、共犯者の存在を作りました。
それでもなお美登利が友達か誰かと一緒に犯行を重ねて
いくということにしようかと迷ったのですが、あくまでただの
友人がそれだけのリスクをしょいこんでくれることは
あり得ないと、仮にあり得るためにはその友人もまた
何かの原因で
世の中に絶望していなければならないと
思ったので、そこを書くとなると最後になってまた別の話が
展開される訳だし、
それではあまりにあっちこっちに
飛びすぎたストーリーになり、肝心のこの事件がぼやけて
しまうと思ったので、
今回は辻悦子という人物を設定しました。
そういう点では少し彼女の動機は薄いかも……。
こういう詰めの甘さが大きな課題です。

しかし、最初に書いた頃には女子中学生首謀の連続殺人なんて
突拍子もない話かなと思ってたけど、時代が移ると全然
あり得る話に。現実の世の中の方がよっぽど怖いですね。

 
⑤恋愛事情について

まず、鍋島については実はまだしばらくはすっきりしない
展開が続くのですが、今回で麗子との絆はほぼ固まったので、
二人の感情の上での大きな波乱はないと思います。愛をじっくり、
大事に育てていってちょうだい、みたいな。

芹沢と一条に関してはまだ「始まったばかり」なのでこれから
どうなるか……。
一条の可愛いところが見れますでしょうか? 
相手が芹沢
だからな。どうなることやら。
そのあたりのことを、この後の番外編②で、コメディタッチに
書いてみました。
極々短い作品ですが、第二部で長らくお付き合いいただき、
「お疲れ様でした」の意味も兼ねた、ほんの箸休めのつもりです。

よろしければ、感想、ご意見等、何でもお待ちしております。
それから、お遊びですが、アンケート欄にて登場人物の
人気投票なども受け付けております。現在、思った通りの
イケメンがトップですが、まだまだ投票数は少ないです。
あなたのお気に入りキャラを、是非教えてください。 

それでは、このへんで。
おつきあいありがとうございました。




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お疲れ様

相変わらずのコンスタントな更新には嬉し涙です。前作より事件と物語(?)がうまくかみ合っていて読みやすかったです。
次作もあるんですね、楽しみです。
  • from :
  • 2007/06/20 (00:36) :
  • Edit :
  • Res

魚様

こんにちは。コメントありがとうございます!
ずっと読み続けていただいているようで、嬉しく思います。
ありがとうございます。
いつも同じメンバーの話で申し訳ないのですが、なんだかもう、
すぐ隣に居る仲間みたいになっちゃって・・・。
よろしければこれからもお付き合い下さい。
更新については、結構アップアップな状態ですが(笑)、
これからもできる限り頑張っていきますので見守ってやってください。
お願いします。
  • from みはる :
  • 2007/10/13 (12:53)

読ませて頂きました^^

こんにちは♪
「恋する警部~Kissを100回~」読んだ~^^ 面白ッ!てか、一条警部、好きだわ~。
麗子さんとは違ったタイプの「デキる女」だね。
団子三姉妹に対する切り替えしなんざぁ、もう読んでて爽快でした(笑)
一条みちるのキャラクター的に、変なヤキモチも生まれる事無く(笑)単純に芹沢さんとの恋の行方を応援したよ。
団子三姉妹も、憎たらしいのに憎めないキャラで(意味不明^^;)
私の中でヒットしました(爆)
再登場、待ったりしてもいい?

楽しかったです!お疲れ様でした!!
  • from Thomas :
  • 2007/07/04 (09:51) :
  • Edit :
  • Res

Thomas様

こんにちは。コメントありがとうございます!
三上といい、一条といい、こんな女性しか私には書けないのか? 
と不安になるほど、彼女たちの気持ちが手に取るように分かってしまって・・・^^;
今後も応援してやってくださいね。
三姉妹については、ご意見、参考にさせていただきます!^^

  • from みはる :
  • 2007/10/13 (12:54)

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